2019. 9.21SAT – 9.23MON
銘品テキスタイルをAUBERGE流にモディファイド
9月21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)の3日間、SLOWGUN(スロウガン)2020年春夏のお披露目・先行予約会を開催。両ブランドのサンプルをフルラインナップでご紹介します。期間中はデザイナー小林 学氏が店頭に立ち、素材開発のストーリーやコンセプト、着こなしなど直々にお伝えします。
TISSUE MODEFIE。今期のテーマが持つ意味は“改造布”。半世紀~100年を経過した歴史的銘品テキスタイルをAUBERGE(オーベルジュ)流にモディファイド。古き製法を訪ね、新しきフォルムに昇華させたコレクションです。
1943年以降、英国空軍のアウター素材として生産された綿100%の天然生地「Ventile(ベンタイル)」。極細に紡がれた最上級の原糸を高密度に織り上げ、防風・撥水・通気性をはじめ、優れた機能と存在感を持つハイテク素材として展開されてきました。 その歴史と製法をもとにオリジナルのベンタイル生地を開発。機能性と独自の表情に加え、日本の気候に対応したナイロン級の軽量感を併せ持っています。
ENDURANCEと名付けられたブルゾンは、英・バブアー社よりリリースされた幻のジャケットがモチーフ。腕周りのアクションプリーツ、2つのマガジンポケットをはじめ、溢れる機能美と軽やかな着心地を体感してください。80年代米軍の「オーバーパンツ」オマージュ他、オリジナルベンタイルを使ったミリタリーアイテムにもご注目ください。
その他、同ブランドの定番「ゲンズブールシャツ」や「マリンボーダー」の新素材、新色も多数登場しています。ご期待ください。
AUBERGE 2019 s/s Exhibition
日時:2019年 9月21日(土)~9月23日(月・祝)
各日:12:00~20:00
場所:Vincent&mia
問:082-247-6023 Vincent&mia
PROFILE OF 小林 学
1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン)」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。