“Pre order CRAFT LINE HAT”
2023.9.30SAT – 10.1SUN
不変の価値を私的に纏うクラフトライン
2023年9月30日(土)~10月1日(日)の2日間、「KIJIMA TAKAYUKI(キジマタカユキ)」、CRAFT LINEハットのオーダー会を開催いたします。
VINCENTは来年2024年をもって20周年を迎えます。そこで長年のお取引をいただいています、日本を代表するハットメーカーKIJIMA TAKAYUKIと特別なお取り組みをさせていただくことになりました。
KIJIMA TAKAYUKIが作るハットは、アトリエで職人が一点一点丁寧に仕上げ、長い時間をかけて製作されています。木型を使用した成型方法やハンドメイドによる仕上げは、柔らかな風合いと機械では行き届かない気配りが加えられたもの。長くご愛用いただけること間違いなしです。
今オーダー会では、デザイナー木島隆幸氏の持つ“不変の価値”を、伝統的なクチュール技術と現代的なデザインの解釈で作り上げる“CRAFT LINE”よりオーダーいただけます。
デザインの背景には、ハットのアイコンとなる伊丹十三が日常的に被っていたモデルからインスパイアを受け制作いただきました。美しい弧を描き、シンプルでモダンに見える様は現代のスタイリングに自然と馴染みます。素材は近年失われつつある希少性の高いビーバー、ラビットアンテロープ、メリノウールの3素材、4色の展開からお選びいただけます。サイズはユニセックスの3サイズ展開。リボンは5色、革スベリ(ライナー)、ウィンドストッパーなど豊富なオプションからパーソナルなリクエストにご対応いたします。
開催中、9月30日 (土) 、10月1日 (日)の2日間はブランドセールス・PR、梶雅人氏が来広。店頭での接客はもちろん、ブランド背景やコンセプトを直々にお伝えいただけます。是非自分だけの贅沢なハットに出会ってください。チャイナジャケットやシャツに合わせてご提案いたします。
KIJIMA TAKAYUKI 2023 a/w Exhibition
“Pre order CRAFT LINE HAT”
日時: 2023年 9月30日(土)~10月1日(日)
各日: 12:00~20:00
場所: Vincent&mia
問: 082-247-6023 Vincent&mia
納期: 11月末~12月上旬予定
PROFILE OF KIJIMA TAKAYUKI
デザイナー木島隆幸により、前身のブランド「coeur」から2013年にブランド名を自身の名前である「KIJIMA TAKAYUKI」に改め、メンズライン、ウィメンズラインの展開でスタート。
KIJIMA TAKAYUKIのコレクションは、様々な事柄から伝わる時代の空気感を、独自の視点とバランス感覚で取り入れ、「スタイリングで生きるデザイン」をコンセプトに置くハットブランド。1990年から1994年の5年間、帽子デザイナーの第一人者である故平田暁夫氏*1に師事。イッセイミヤケやヨウジヤマモト、コムデギャルソンなどの帽子製作に携わり、ヨーロッパのオートモード*2の技術を習得。
1995年に東京・代官山にアトリエを設立し、1999年、直営店をオープン。アトリエでは熟練した技術を持つ職人たちが、手作業で一つ一つ丁寧に商品を作り上げている。そこでは量産的生産方法には出来ない、柔らかく心地よい着用感を生み出す独自の技法が用いられている。UNDERCOVER、HYKE、kolor、Mame Kurogouchi、TAKAHIROMIYASHITATheSoloist、ARTS&SCIENCEなどのコラボレーションでは、手作業による細かな表現方法や伝統的な技術を提供。
2017年、Fall/Winter からKIJIMA TAKAYUKIのハイエンドライン「HIGH LINE」をスタート。デザイナーの持つ不変の価値を、希少な素材や贅沢な材料を用いて、伝統的なオートモードの技術を駆使したコレクションを発表。KIJIMA TAKAYUKIのコレクションは、東京とパリで年2回発表し、国内・海外で展開している。(2018年11月現在)
*1:1960年代に渡仏してオートモードの巨匠ジャン・バルテ氏に師事。オートモードの技術を日本に持ち帰り、皇室などの帽子を製作していた。
*2:洋服でいうオートクチュールのこと。採寸はもちろんのこと、デザインから素材決めまで、すべてをオーダーメイドで作る。